本物のシュラフ タケモ スリーピングバッグ

中年キャンパー

2023年09月23日 22:25

んにちは。中年キャンパーです

まだまだ暑い日が続きますが、今回はひと足早く冬キャンプの重要なアイテムであるシュラフについての紹介です。

冬キャンプではこれまでナンガのオーロラ600DXを使ってきました。

とても優秀なシュラフで、秋から初冬までなら快適に熟睡できます。ただし厳冬期となると、ダウンパンツを履いたりヒートテックの下着を重ねたりしないと寒さを感じてしまうかもしれませんね。それでも着ているもので調整すれば、寒てくて寝られないという事はないはずです。


そして今回さらに厳冬期用にと購入したのが、タケモのシュラフです。





キャンプギアに精通している人なら知っているかもしれませんが、正直あまり有名ではないかもしれませんね。
何かの記事でタケモのシュラフを知り、私はここ数年、このタケモがずっと気になってました。

タケモイスカに長年勤務していた武本さんが独立起業したメーカーで、

「本物と呼べる物をより安く!」

をコンセプトにしてシュラフ専門で営業展開されているようです。

デザインはイスカのシュラフに似ていて、足元のダウン量にこだわって作られています。ここはポイント高いです!

実際に厳冬期のキャンプで一番寒さを感じるのが足付近ですよね。足が冷えていては身体は温まりませんから。

また、値段もナンガモンベルの同製品と比べて相当割安になっています。レビューを見ても良いコメントが多くあったのと、安心の日本メーカーなので不安なく購入するに至りました。







シュラフに付属していた説明書です。
カラープリンターで印刷されたような用紙ですが、とても親切な説明で、製品に真面目に取り組まれている事が伺えました。
ナンガモンベルにはこんなの付いてきませんから(笑)

タケモのHPを見てもすごくシンプルな内容です。広告費等を極力かけずにその分を料金に還元していくようにされているようですね。

私は色々と下調べをしているうちに、タケモの製品コンセプトに共感し、気付けばシュラフはタケモで!となってました(笑)

さて、私が今回購入した製品はタケモのスリーピングバッグ9です。
  

商品説明


サイズ 内周囲 肩回り 165cm  全長 208cm  足元回り 104cm

重量  約1440g

表地 裏地 ポリエステル100%

中わた ホワイトダックダウン ダウン90% フェザー10% 900g  750FP

構造 ボックス構造  ダブルドラフトチューブ&ネックチューブ 

収納サイズ φ22cmX39cm

参考使用温度 最低使用温度 マイナス25℃

付属 ストリージバッグLサイズ φ35cmX90cm

 

厳冬期の国内2000m~3000m級の山岳にも使用可能な保温力の高いモデルです。

 

生地には撥水加工された、軽くて丈夫な20Dのポリエステルリップストップを使用しています。保温材には750FPと高品質の、ホワイトダックダウンをたっぷり900g封入。ダウンのかさ高性を最も引き出せるボックス構造を採用することにより、高い保温力を発揮します。

ファスナーには足元からも開閉出来る温度調節の容易なYKK製170cmのコイルファスナーを使用しています。

また、長期保管に最適なストリージバッグLサイズを標準装備しています。


とのこと。そもそもが登山用を想定しているのでキャンプならオーバースペックかも。



広げてみました。
あくまでナンガのオーロラ600DXとの比較ですが、生地がサラサラしていて、とても気持ちがいい。

ナンガは若干ゴワゴワした感じ。シュラフカバーが要らない撥水加工されている生地なので、仕方がないのかもしれませんが。


空気を吸ってどんどん膨らんできました。

早速シュラフの中に入ってみます。


「これは凄い!めちゃくちゃ暖かい!」


生地の感触とモフモフ感で


「ダウンにくるまれている」


という感覚を実感できます。


これは本物のシュラフですね。


私は以前、無名の安物ダウンシュラフを通販で購入したことがあります。

限界温度もマイナス5℃、ダウン量も500gなんてなってましたが、とても冬に使用できる代物ではなかったです
ダウンで指標となるFP(フィルパワー)も相当低かったはずです…。

また、ダウンシュラフでは必ずと言ってもいいくらいの話題になる臭いについてですが、
私はそれほど気になりませんでした。しかし犬や猫を飼ったことのない人、または匂いにとても神経質な人は多少気にはなるかもしれません。

ですが、天然の羽毛を使う以上、臭いを完全に消し去る事は不可能だと思います。

実は私は匂いに人一倍敏感な方で、以前に犬と猫を複数飼育していたのですが、風呂で洗ってドライヤーで乾かした時の匂いに近いような感じがしました。それでもこのシュラフはわずかに感じた程度です。



シュラフ付属のストリージバッグです。
ナンガモンベルには付いてきませんので、これも有り難いですよね。

ダウンシュラフは圧縮したままで保管すると、ダウンが潰れて痛みやすくなりますのでこのバッグは必需品です。

ちなみに私のナンガのシュラフは百均で買った布団袋で保管しています。


いかがでしたか?
タケモのシュラフは冬キャンプで活躍してくれること間違いなしの製品だと思います。

ナンガモンベルのシュラフはお洒落でかっこいい物もありますが、タケモは質実剛健で玄人好みの製品ではないでしょうか。

人と被るのが嫌な人、本物を安く買いたい人、ブランドにあまりこだわらない人には自信を持ってオススメできるシュラフです。





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