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2024年09月07日

猛暑でのクーラーボックスの保冷力は?



こんにちは。中年キャンパーです。今回は我が家のクーラーボックスについてのお話です。先日の本栖湖でのキャンプは3泊4日で飲み物や食材が多かったので、クーラーボックス4つを総動員させました。

3泊もしてるんだから、途中で買い足しすればいいのでは?と思われるかもしれませんが、買い物に行く時間が惜しいので全て買い込んできたのです。

キャンプ中の天気はほぼ晴れ。気温は日中で30度を超え、クーラーボックスの実力である保冷力を図るにはなかなか良い条件でした。そのキャンプで使用したクーラーボックスを紹介します。




まず1つ目が画像にあるコールマンのアルティメイトアイスクーラーです。

これには主に初日で調理する食材を入れていきました。公式サイトには42時間の保冷力となっていて、実に約2日保つということらしいです。

食材なのでそれほど頻繁に開閉しませんでしたが、ブロック氷が翌日にはほぼ解けかかっていました。真夏の条件下で42時間はかなり難しいと思います。



2つ目はAOクーラー24です。

インナーを触ってみると、コールマンより明らかに厚いのが分かります。

これにも主に食材と一部の飲料を入れました。2日目の昼過ぎ頃には入れていたブロック氷が小さくなっていて、こちらも1泊キャンプならOKですが、2泊以上だと難しいと思います。

ただ飲料を取り出したりもしたので、数回の開閉はありました。

以上2つがソフトクーラーで、これらの良いところは中身が無くなれば、折りたたんで荷物を小さくできるところ。事実、2日目の夜にはお役御免となりました。





3つ目が秀和のウレタンクーラー

以前にも紹介した知る人ぞ知る隠れた逸品とも言われるクーラーボックスです。

見た目はかなりレトロです。それもそのはず、私が子供の頃に見ていたクーラーボックスとデザインがそれほど変わっていません。

今でこそクーラーボックスには発泡ウレタンが使われてますが、なんでもウレタンを最初に使用し始めたのがこの秀和だったそうです。このクーラーは開閉がステンレスのヒンジで行うのですが、これがまた非常に使いやすく、さっと開けてさっと閉めることができます。

肝心の保冷力ですが、ブロック氷が何とか3日目の朝まで保ってました。これには飲料を主に入れており、何度も開閉していたので優秀です。

※保冷力を高めるため、上蓋と底に銀マットを加工しています。




最後がオルカ40QTです。

こちらは今回の本栖湖キャンプがデビュー戦でした。アメリカの公式サイトには10日間氷が解けないとあるので、その実力を図るには絶好のコンディションです。

こちらには主に飲料と3泊で使用する食材や肉類などを入れました。最も頻繁に開閉したのがこのオルカなので、条件的には一番酷だったかもしれません。

ではどうだったかというと、3泊目の昼でもブロック氷が少し残っていましたが、最終日までは難しかったかもしれません。ただ飲料を帰宅日までキンキンに冷やしておきたかったので、3日目にブロック氷を追加しました。

このオルカは途中何度か、上蓋が開かなくなることがありました。これは、気圧差が発生しているためで、それだけ保冷力が高いことを示しています。そんな時は排水口を少しひねってあげると「プシュッ」と音がして開けることができました。

まぁ、さすがに10日間は無理でしたが、それは氷を満杯にして1度も開閉しない条件での実験なんでしょう。

言い忘れましたが、今回持参したクーラーボックスにはそれぞれ、ブロック氷1つとバラ氷1つを入れてました。ブロック氷を2つ入れて、頻繁に開閉しなければ、3泊4日を追加なしで乗り切れたかもしれません。

最後に、クーラーボックスの保冷力は天候や開閉回数、設置していた場所などによって大きく変わると思います。

これらに影響されないのが、最近増えてきたポータブル電源タイプのクーラーボックス。氷も作れるので魅力的ではあるのですが、重量もあり、電気をかなり消費するので、個人的にはまだまだかなぁと感じています。

技術の進歩で10年、20年先のキャンプシーンではこの手のタイプが主流になっているかもしれませんね。

ではまた。




  


Posted by 中年キャンパー at 22:35Comments(2)キャンプ道具